Focus
私たちの最終目標は、血液脳関門により薬の侵入が制限される脳/中枢に薬を効率的に送達する経鼻投与製剤の開発です。この達成には、血液脳関門を回避する鼻から脳への薬物輸送Nose-to-Brainの理解と革新的な脳標的化経鼻投与製剤の開発という重要課題を克服しなければなりません。私たちは、最小限の副作用と最大限の効果で脳/中枢疾患を治療できる理想的な経鼻投与製剤の開発を目指します。


New Topics
- 3月27日~3月29日に学会発表を行いました.
日本薬学会第145年会において,当研究室の教員および学生が発表を行いました.
鈴木直人専任講師『経鼻投与を目的としたイオン液体介在ミセルの調製とNSAIDsの封入』(ポスター)
長友太希 助教『フェニトインの溶解性改善が経鼻投与後の鼻粘膜透過性および脳移行性に及ぼす影響』(口頭)
正田千尋さん『多孔性シリカにイオン液体を封入した粉末経鼻投与製剤の設計』(ポスター)
牧野晃大さん『マイクロ流体デバイスを用いたラモトリギン含有ナノ結晶の調製方法の検討』(ポスター)
- 3月25日に卒業式・学位伝達式が行われました.
3/25には卒業式が行われ,薬剤学研究室の学生も4月から新社会人となります.
今後の活躍を期待しています!
- 鈴木豊史先生が経肺経鼻投与製剤FG研究会にて発表しました
2025年2月21日に開催された経肺経鼻投与製剤フォーカスグループ研究会「Nose-to-Brain型中枢神経系創薬の現在地~製剤・動態研究を中心に~」にて鈴木豊史先生が発表されました.
演題名:経鼻投与製剤の現状と展望
発表者:鈴木豊史https://www.apstj.jp/event/fg/inhalation-fg-study-group-20250221/
- 長友太希助教が投稿した論文が受理されました.
長友太希助教が投稿していた論文が受理されました.
タイトル:Quantitative relationship between the viscosity of pediatric syrups containing ambroxol hydrochloride and the adhesive remaining amount in the metering glass
掲載雑誌:The Journal of Community Pharmacy and Pharmaceutical Sciences
URL:https://doi.org/10.32160/yakkyoku.oa.2024-0026
- 鈴木豊史教授が執筆した記事が掲載されました.
- 5月23日〜5月25日に学会発表を行いました
日本薬剤学会第39年会において,当研究室の教員が発表を行いました.
鈴木直人専任講師『N2Bを介したイヌリンの脳移行に及ぼすイオン液体の影響と多孔性シリカへの封入による製剤化』(ポスター)
長友太希 助教『フェニトインのコアモルファス化が経鼻投与後の脳移行性に及ぼす影響』(ポスター)
- ●2024年4月23日(受賞)
日本薬学会144年会(3/28-31, 横浜)において、6年生の栃木 杏友さんが、優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞いたしました。
栃木 杏友さん
演題「多孔性シリカへの封入による粉末かイオン液体の経鼻デバイスによる噴霧特性」
- 4月4日ラボメンバーを更新いたしました.
新年度となりトップページの集合写真を更新しました.
- 3月29日~3月31日に学会発表を行いました.
日本薬学会第144年会において,当研究室の教員および学生が発表を行いました.
鈴木直人専任講師『経鼻投与における新規微量噴霧器の有用性』(ポスター)
長友太希 助教『コアモルファス化したフェニトインの経鼻投与後における溶解性と脳送達性』(口頭)
長澤花音さん『フェニトインの固体分散体の調製とその鼻粘液に対する溶解性の評価』(ポスター)
塚田海さん『コハク酸エチルメチルヒドロキシピリジンの経鼻投与による脳内神経保護効果』(ポスター)
大塚裕子さん『凍結噴霧乾燥法で調製したメロキシカム含有固体脂質ナノ粒子のキャラクタリゼーション』(ポスター)
栃木杏友さん『多孔性シリカへの封入による粉末化イオン液体の経鼻デバイスによる噴霧特性』(ポスター)